台湾釣行4日目(台南にある野池で雷魚釣り)

 

台湾の野池を自力で探して雷魚を釣るということは非常に難しいようで・・・ガイドさんに「ほぼ無理だと思います」とまで言われたら諦めるしかありません。こっちに2年近く住んでいるガイドさんですら難しいと思うのなら台湾に来て1日で探せる訳がありません。

台湾には数えきれないほどの養殖場があります。

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1個1個”釣禁”と書いてある標識がある訳ではないので釣りをしていいのかすら判断できない状態です。もし釣禁の場所で釣りをしてしまっていたら管理人さんに注意されるだけで終わればいいですが、最悪なケースだと警察に釣り道具を全て没収されてしまうらしいです。しかも、警察は仕事が面倒だと思っているらしく見逃してほしいというお願いは一切通用しないそうです。釣りをしに台湾に来たのに釣りできなくなる状態になるなんてバカバカしいというか絶対に避けなければいけません。そこまでのリスクを背負ってまで釣りをしたいとは正直思いません。

でも、野池で雷魚を釣りたい・・・

ガイドさんにダメもとで相談したら親切に野池で雷魚がポイントを教えてくれたんです!ガイドさんも色んな方法で必死に野池を探したと思います。その情報を快く教えて頂き、本当に感謝します。「自力で釣り場を探して釣りをするのは不可能に近いというか不可能ですね」と言われた時は、あと残り一週間以上ある台湾生活が終わったと思いましたが、ガイドさんのおかげで残りの台湾生活が最高に楽しい過ごし方ができそうです。有難うございます。

さっそく翌日に教えて頂いた野池へと向かいました。

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ガイドさん曰く、台湾でも雷魚を釣れる時期があるみたいで、この時期(10月中旬~下旬)はもう終わりがけらしいです。でも、数日前にガイドさんも雷魚釣りをして90回くらいバイトがあって8匹釣れたらしいので期待はできます。雷魚はルアーを食うのが下手なのでバイト数が多くなるのは分かりますが、90回も!?という感じです。それだけ野池には雷魚がウジャウジャいるって事がバイト数で分かります。ここでもガイドさんに雷魚の釣り方を教えて頂きました。しかも「また何か困ったことや分からないことがあれば遠慮なく連絡下さい」と言って頂き、何から何まで本当にありがとうございます。

やはりこの釣り場にも犬がいました。しかも、魚を加えている犬で初めて見る光景です。

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ここの野池で釣りをする時の格好は管釣り場とは違って草木がワシャワシャなっている所を歩いて移動しなければいけません。草などが抜かれていて道ができている場所もありますが、常に草に囲まれている状態で釣りをするので蚊などに刺されます。半袖に短パンという格好は不向きというか絶対に長袖に長ズボンを履いて行くべきです。

※ 釣りガールの方へ

釣りガールでも日焼けが気にならない方・気になる方がいると思います。台南は台北よりも気温が高く暑いです。前日だけで跡がつくぐらい日焼けして翌日だったこの日は日焼けの部分が日差しで痛く感じました。やはり日焼けをするにしても一気に焼くのは危険なので徐々にがベストです。日焼けを完全防止したい方は、いつも以上に日焼け止めを塗り直しする回数を増やしたりとかケアを念入りにした方がいいと思います。日陰もなく汗を大量にかくので日焼け防止効果がすぐなくなってしまいます。私は顔だけは焼きたくないのでフェイスガードをしていますが、焼けてないというのは有り得ないのでお風呂後にパックしています。

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ここの野池は10個くらいあって一個一個の大きさはだいたい同じくらいのが並んでいます。池の状況はそれぞれ違って木の葉っぱでマットになっている池もあれば普通に水面が見える池もあります。雷魚を釣るポイントにはもってこいの場所です。

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雷魚以外の魚も釣れるみたいで現地の方が餌釣りに来ているのを見掛けました。

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昼前くらいから釣り開始し、フロッグのみを投げ続けて雷魚を狙いました。開始早々から自分たちが思い描く雷魚釣りではないことに気付きます。聞いていた90回・・・バイト数が明らかに少なすぎます。たまにバイトがあって出ることは出るけど、雷魚のサイズが小さいのか全然乗りません。一瞬重さを感じれればいい方で食い切りません。その日の状況によってバイト数にも違いが出てくるのは分かりますが、こんなにも差があるものなのかっていう。雷魚がいないというは有り得ないし、ガイドさんと同じフロッグ狙いをしているのに不思議です。まぁ、原因として考えられるのはしいて言えば強風でしょうか。強風の影響でマットがどんどん移動してしまって雷魚を狙う場所が移動していているし範囲が限られている状況。

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遠投しなくても足元がアツイという戦略では間違ってはいないと思いますが、なかなか釣れません。全く無反応という訳ではないので釣れそうな気もするんですが、食わせるまでが難しいです。

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マットがある池を探し、釣りして移動しての繰り返し。時間だけが過ぎていきます。

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野池を巡って奥に行くと犬が待ち構えていました。番犬っぽい。ガイドさんが言っていましたが、この家には人が方が住んでいるみたいで家の前を通る時にかなり犬に吠えられました。飼い主さんが間に入っ中国語で説明してくれましたが、一言も聞き取れず何を言っているかは理解はできませんでした。でも、ジェスチャーを見る限りOKっぽかったので私たちは奥への池へと向かい釣りをしました。

しばらくすると飼い主さんと犬たちが私たちの近くに寄ってきて話しかけてきました。相変わらず中国語なので全く分かりませんでしたが、たぶん・・・「釣りをしてもいいけど、犬たちのテリトリーで縄張り意識が強いからココで釣りしていると犬たちに噛まれたり攻撃されてしまうよ」という解釈に至りました。狂犬病を持っているだろう犬に嚙まれたら終わりです。飼い主さんが教えてくれただけでも良かったと思い、その場をすぐに離れました。

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一旦、昼休憩。

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昼食を済ませ、再び同じ野池で釣り開始。何としてでも1匹でいいから釣りたい。ボウズは滅多に有り得ないと聞いていただけに焦る気持ちを抑えきれません。すると、最悪なことに雨が降って止みそうになかったので仕方なく終了しました。天気までもが見方してくれなかった・・・

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そんな簡単にはいかないというのが釣りなんでしょうか。ガイドさんから釣果情報などを聞いていなかったら「ボウズだったか」だけで終わっていたかもしれませんが、8匹も釣れたと聞いて釣れる場所と知っているだけに悔しい気持ちでいっぱいです。日を改めて絶対にリベンジします。

5日目に続く。

 

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