人生初の畑仕事。
この日は「ゲストハウス南国屋」に宿泊しているゲストさんのバナナ畑をお手伝いをするので釣りはお休み。たまには釣り以外のこともしてゲストさんと一緒に楽しんで思い出づくりも大切な時間です。宮古島でホテルに宿泊していたら毎日旦那と2人で行動するのが当たり前で、他人と話したり絡むことはまずありません。2人が楽しくないとかではなく、色んな人と出会って刺激を受けるのもいいもんってこと。
そこで最適なのがゲストハウス。「ゲストハウス」という言葉は普段耳にしません。宮古島の宿泊先を検索している時に知っただけで全く存在すら知りませんでした。一度、ゲストハウスというものを体験するとゲストハウスの魅力に惹かれます。宮古島に来る時はいつも「ゲストハウス南国屋」に宿泊していますが、本当に色んな出会いがありました。
人見知りの私でもゲストハウスにいる時は自分でもよく分かりませんが、人見知りがなくなるんです。ゲストさん達とたくさん会話をしてお互いを知って仲良くなりたいという気持ちが強いせいでしょうか。あの空間は本当に不思議なものでイイ意味で自分が自分じゃなくなります。というか、もしかしたらゲストハウスをキッカケに人見知りを気付かないうちに克服できているのかもしれません。人見知りという感覚が自分の中で無かったら確実に克服はできていると言っていいのかな。別に喋らなきゃいけない訳ではないけど、ゲストさんと交流をしないと何の為にゲストハウスに宿泊しているのか正直分からないし意味がないと思います。その考え方になっているおかげでゲストハウス南国屋にいる時は人見知りをとっぱらった自分で居られるのかもしれません。
3ヶ月前にゲストハウス南国屋に宿泊していたカツさんが「バナナ畑をやりたい」と言っていて今回また宮古島で再会をしましたが、驚くことに実行していました。まさに有言実行！自分の畑をもつって素人の私からすると当たり前ではない気がします。しかも、畑をもつだけでなくバナナを植えるまでちゃんと計画的に行動していたとこが本当に凄いと思いました。
早朝から旦那は一足先に畑仕事を手伝う事になり、私は午前中のヘルパーを終えてから合流。バナナ畑には100本の苗を植える予定で、とりあえず50本植えるという事になりました。
興味がある初体験は何をやっても面白くて楽しい。畑仕事ってぶっちゃけかなり体力的にしんどいイメージしかありません。自分の畑があるっていうことに関しては憧れはありますが、仕事としてやるのは結構精神的ダメージもありそうで大変なんだろうな。今回の私みたいに初体験でちょっと手伝う程度だから楽しくできるだけで、ずっと畑仕事をやるとなれば絶対しんどい。
カツさんに苗の植え方を教えてもらい、一個一個ちゃんと育つよう気持ちを込めながら植えました。
宮古島は台風の影響や被害が大きい為、それに耐えれるようちゃんと植えなければいけません。ゲストハウス南国屋にもバナナの木がありますが、台風の影響で去年は全滅したそう。建物に囲まれている場所であっても全滅するくらいだからこんな大きい畑となれば尚更、台風にも負けず倒れないように植えなければ全滅してしまう可能性が高くなります。植え方次第で今後の成長と状況が大きく変わりそうだから慎重に。
なんかもう格好もそうやけど、仕事している姿がサマになっとって既に農業やってるオジサンやん(笑)
3人で協力してなんとか50本植え終わりました。
この日の夜はカツさんのバナナ畑に初苗植えをしたお祝い。台風にも負けず、ちゃんと大きく育って来年の夏に美味しいバナナが収穫できることを願って・・・
11日目に続く。
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