
相変わらず沖縄らしくない日が続いている。
シュノーケリングセットを持ってきたけど、この寒さじゃ海に入れそうもない。
晴天で25度くらいまで上がったら入れるかもやけど。
釣りは雨が降っていなければ出来る。
この日も爆風で風裏ポイントで魚を狙ってみる事にした。
ポイントを転々とするも思うような釣果が得られず。
全く釣れてない証拠(笑)
集中力がきれてちょっと気分転換。
釣りを再開するもノーバイト。
今日の夕食をスーパーへ買いだしに行こうと海を後にしようとすると、
私たちの釣りをジッと見ていた現地のオジサンがいた。
話しかけてみると、投網で魚を捕っている方みたいで・・・
そこから話は色んな方向にいき、その場で座ってトークタイムがスタート。
なんと、美味しいから食べてみとパイまでいただいてしまった。
現地で美味しくて有名なお店から購入してきたんだとか。
紅芋タルトやちんすこうなどよりも沖縄のお土産にしてほしいくらいと言っていた。
オジサンの言う通り、本当に美味しかった。
30年も投網で海に通い続けているオジサンは海を知り尽くしていて凄く詳しい。
投網がどういうやり方なのか気になって「見たい」と言ったら快く見せてくれた。
凄いの一言。
心優しいオジサンは私たちの為に魚を捕ってくれて最後にあげると言ってくれた。
本当に初対面とは思えない接し方で正直どうしていいか分からなかった。
オジサンからしたら私たちがどういう人とか関係ないんだろうな。
もう感謝の気持ちしかない。
あとは・・・今の自分がクソだと実感したくらいかな。
どこまで良い人なんだ、投網が終わったら野菜をあげるから取りに来なさいと言ってくれた。
魚を捕って、野菜を作って、まさに自給自足。
爪の下にあるマメは昔よく働いていた証拠らしい。
私はお金持ちだよ、と言われて凄いなって素直に受け止めれる。
人として素晴らしいと尊敬できるからだろうな。
数時間しか会って話していないのにオジサンの人柄と良さがひしひしと伝わってくる。
こんなにも大量の野菜をいただいた。
じゃがいも・ほうれん草・島人参・トウモロコシ・ニラ・うずら豆・サツマイモ。
そして、お魚も。
どの食材も感謝の気持ちを込めていただきます。
最高に美味しかった!
いつも食べたい物をお金を出して買える生活。
買い物をして料理をして食べるという生活が当たり前だと思っているから、
いくら「いただきます」と感謝の気持ちはあるとは言え、感謝の気持ちは薄れているのは確か。
人からいただいた物というのもあるけど、
オジサンがどれだけ苦労して努力して作った捕った食材かを思い返したら
食べる前から感じるものがある。
沖縄に住み始めて自給自足生活を初めてから食に対する気持ちは変わったけど、
オジサンをキッカケに更に変わった。
なんか当たり前の生活が怖いな。
6日目に続く。
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